基本データ |
国名:オーストラリア連邦(Commonwealth
of Australia)
総人口:2066万人
首都:キャンベラ(人口31万人)
州:6つの州と2つの特別区
・ニューサウスウェールズ州(NSW)
・ビクトリア州(VIC)
・クィーンズランド州(QLD)
・南オーストラリア州(SA)
・ノーザンテリトリー(NT)
・西オーストラリア州(WS)
・オーストラリア首都特別区(ACT)
・タスマニア州(TAS)
時差:3つの時間帯
東海岸(NSW、QLD、VIC、ACT、TAS)は日本より+1時間
中央部(SA、NT)は+30分
西部(WS)では日本より-1時間
※10月最終日曜日〜3月最終日曜日までは州により
サマータイムがあり、その期間はさらに+1時間。
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オーストラリア概要 |
オーストラリアの最初の住人は4万年以上前にアジア地方から来た民族、アボリジニによって形成されました。その後1521〜32年頃、オーストラリアを最初に訪れたポルトガル人が到来しましたが特に注目を浴びることなく過ぎ、その250年後、1770年にキャプテン・クックが現シドニー郊外のボタニー湾に上陸し1785年その一帯を「ニュー・サウス・ウェールズ」と名づけ、英国王室による領有宣言をした事に始まります。
イギリスによる領有宣言後、先住民アボリジニは英国王室領不法滞在者となり、奴隷にされるなどの迫害が始まります。この迫害は1967年にアボリジニの公民権が認められるまでの
184年間にも渡って続きます。なお、公民権以後も平等になったように思われていますが、迫害は未だに続けられているのが実情です。
なお、日本でも有名なエアーズロックは元々はアボリジニがその地域に進出した1万年以上前からアボリジニにとって聖地とされていました。こちらも1985年にアボリジニに返還、1993年にアボリジニの言葉で「集会の場所」という「ウルル」とう名称に戻されました。
また、上記エアーズロック以外にもアボリジニの話・伝説などは様々あり、例えばシドニー近郊にあるブルーマウンテンにあるスリーシスターズなどはアボリジニの美女3人が岩に変えられてしまったというアボリジニの伝説のうちの1つでもあります。 |
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<スリーシスターズ> |
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<スリーシスターズの1人> |
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ワーキングホリデーメーカー数 |
2003年〜2004年度、日本人のワーキングホリデー(ワーホリ)メーカーの人数は9,943人で、もっともワーキングホリデー(ワーホリ)メーカーが多い州はNSW州で約4,800人。その他の国として、イギリスが35,061人、アイルランドが12,260人、ドイツが9,700人、カナダが6,517人。世界中から来たワーキングホリデーメーカー数を合計すると93,760人にも上ります。
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電圧・コンセント |
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<オーストラリアのコンセント1> |
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<オーストラリアのコンセント2>
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日本では100ボルトの電圧を私用していますが、オーストラリアでは日本と異なり240〜250ボルトです。また、コンセントも日本と違い3つまたの形状になります。
その為、日本の電化製品を持ち込む場合、持ち込む製品が240ボルトに対応しているか確認する必要があります。大抵の場合はアダプターや本体の裏に100vまたは100〜240vのように記載されています。
対応していない場合は別途、変圧器と呼ばれる機器が必要になります。なお、使用する機器が240ボルトに対応しているのであれば量販店で3つまた変換プラグを購入するだけで大丈夫です。詳細に関しては「日本の電化製品をオーストラリアで使う」を参照して下さい。
【注意事項】
パソコンなどの精密機器で、240ボルトに対応している場合に変圧器を通すと故障の原因となる場合があります。変圧器を使用する場合は、その機器が240ボルトに対応していないか、説明書に記載事項が無いか必ず確認しましょう。 |
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水道水 |
オーストラリアの水は問題なく飲めますが、心配な方は一応ミネラルウォーターを買った方が良いでしょう。なお、管理人は水道水の水を冷蔵庫で冷やして普通に飲んでも今のところまったく問題ないです。
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テレビ・ビデオ |
オーストラリアでは日本のNTSC形式とは違い欧州なので使われているPAL形式を使っている為、こちらでビデオ・DVDを購入しても通常の日本のビデオデッキでは見ることができません。どうしても見たい場合は、ビデオの場合はマルチ(NTSC/PAL両対応)のビデオデッキやDVDの場合はリージョンフリーのデッキを購入する必要があります。ちなみに、最近、日本ではリージョンフリーのDVDデッキが量販店で売っているので、こちらでDVDを購入して日本にもって帰っても見ることができます。
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生活費 |
ワーキングホリデー(ワーホリ)の場合、日本円だと平均月7万円〜10万円程度です。ただし、ワーキングホリデーや学生など、生活の目的によって大きく変わるでしょう。
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バス |
日本とは違い、オーストラリアのバスは停留所のアナウンスは流れず、バス停にもバス停の名前などは書いていません。また、乗る際は立って手を上げるなどして、乗る意思をアピールする必要があります。(しないと、素通りされます…なんてこったい。)また、ワーキングホリデーの方の場合でも学校に通う事で学割料金で購入できます。詳細なバスの乗り方は「オーストラリアのバスの乗り方」を参照して下さい。
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<オーストラリアのバス> |
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電車 |
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乗り方などは基本的に日本と同じですが、日本とは違い平気で遅れる事が多々あります。また、工事の為、バスが代替手段として運営されている事がありますので注意しましょう。バスと同様に学生証があればワーキングホリデーの場合でも学割で買える様です。電車の乗り方は「オーストラリアの電車の乗り方」を参照して下さい。
【注意事項】
シドニーの電車の場合、稀に扉が上手く閉まらず、扉が全開で走っている場合があります。気づいた場合は手でそっと押せばしまりますので(笑)落ちないように注意しましょう。 |
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タクシー |
日本と同様に手を上げる事で止める事が出来ます。夜だとタクシーが乗客を乗せていない場合には、写真の「TAXI」の明かりが点灯しています。(必ずでは無いですが)また、こちらのタクシーは日本と異なり、道を知らない場合もあるので注意しましょう。乗る際には、扉は自動で開かないので、自分で開けましょう。また、1人だと助手席に乗る事も多いです。 |
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テレビ |
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日本と同様に無料で見ることができます。ただしチャンネルは日本より少なく、全部で5チャンネルです。また、ケーブルなどの有料サービスもあります。自宅にテレビの配線が来ている場合はテレビ用のケーブルがあれば見る事ができますが、テレビの配線が来ていない場合は、室内アンテナを別途購入する必要がありますが、実際に綺麗に写るかは家によりけりです。中にはまったく映らないなんて事もあります。。。
ちなみに、管理人はTV用の配線が無いと思い下のアンテナを購入したところ、よくよく探してみたらクローゼット内にこっそり付いてました。。。(なんでそんな所にあるんだ・・・)家を借りる際は必ず確認しましょう。
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横断歩道 |
基本的に同じデス。こちらの横断歩道は以下の写真のボタンを押して待つことにより、「ピッピッピ…」という音が鳴り出し、しばらく待つと「ビコビコビコ…」というせかされるような音と共に信号が青に変わります。しかし、コレ結構変わるの早いです。渡っている最中に点灯しだすので気をつけましょう。
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