さて。なんでもできる素晴らしいビザのように聞こえますが、無論制限もあります。
オーストラリアのワーキングホリデー(ワーホリ)の場合は以下の様な制限があります。
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ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請条件 |
1.年齢:
18歳〜30歳まで(31歳の誕生日を迎える前にビザを取得できれば大丈夫です)
2.期間: 1年間で条件を満たす事により1年間延長可能
(取得後1年以内に入国する必要があります)
3.就学: 4ヶ月まで
4.就労: 同一雇用主の元では6ヶ月まで
5.回数: 1回のみ
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就学は4ヶ月、就労は6ヶ月まで(就労の場合は別の仕事なら大丈夫)という制限があるため、長期留学したい場合はワーキングホリデービザではなく学生ビザを取得したほうが良いでしょう。(学生ビザの場合、週20時間までの労働が許可されます。)なお、ワーキングホリデー(ワーホリ)から学生ビザに現地で変更する事もできます。
健康診断を受ける必要があるかは、ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ申請時にどのように記載するかによって変わってきます。オーストラリア大使館のサイトを参照すると、例外として以下に該当する場合は健康診断を事前に受ける必要があるようです。
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ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請に健康診断の申請も必要な人 |
1.
結核の危険性が高いと思われる国
2.
上記の国に過去5年を遡って3ヶ月以上滞在した人
3.
オーストラリアの病院・その他医療機関(養護施設を含む)を訪れる可能性がある人
4.
オーストラリアの育児施設(幼稚園または保育所を含む)で従業員・研修員として働く可能性がある
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ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請に健康診断+レントゲン検査の申請が必要な人 |
5.
健康上の基準を満たしていない可能性を示す兆候がある
6.
学校などで4週間以上就労・就学する可能性があり、かつ結核の危険性が非常に高いと考えられる
国のパスポートを所持している |
上記を見てもらえば分かるかと思いますが、1と2は日本なので該当しません。また、3はあくまで「可能性」ですし、4にいたっては入国時に「働く目的でワーキングホリデー(ワーホリ)で来ました」なんて伝えたら、入国できなくなりますので誰も言わないでしょう。また、レントゲン+健康診断の5ですが、これは主観的な判断になるでしょうし、6は日本なので結核の危険性は無いので、結局はほぼ大体の方が健康診断を受ける必要ないでしょう。
上記ビザの詳細はオーストラリア大使館のサイトに記載されていますので参照して下さい。
長期間仕事をしたい場合は、ワーキングホリデー(ワーホリ)で就職する
を参照して下さい。
また、実際の申請方法についてはワーキングホリデービザの取得
を参照して下さい。
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