オーストラリアにお金を持ってくる |
オーストラリアにワーキングホリデー(ワーホリ)・学生などで来る場合、以下の方法があります。
(1)日本の銀行口座を開設し、現地でそのまま利用する
(2)トラベラーズチェック(TC)にして持ってくる
(3)現地口座を開設し、家族などから別途送金してもらう
各々メリット・デメリットがあるので以下に記載します。
■
持ち込み方の種類 |
【日本の口座】
|
メリット |
・日本で開設できるので便利
・家族に入金してもらう場合は振込みが容易 |
デメリット |
・引き出し手数料がかかる
(新生銀行は引き出し手数料が無料です)
・日本の支店しないと残高照会ができない場合がある
・口座の表示が日本円表記の場合があり紛らわしい
・レートの関係上、日によって残高が若干変わる |
【トラベラーズチェック】 |
メリット |
・不要な現金を持ち歩く必要が無い
・盗難にあっても保証があるので安全 |
デメリット |
・利用する際に高額のT/Cは断られる事がある
・換金・利用する際に手数料を取られる
※1:カジノで換金すると手数料が無料です
※2:アメリカンエクスプレスのT/Cは現地支店での換金は手数料無料 |
【現地口座】 |
メリット |
・現地で買い物をする際にも、銀行のカードで買い物ができる
・預金金額によっては口座の維持費が無料の場合がある
・ワーキングホリデーでも開設できる |
デメリット |
・開設するにあたり多少の英語が必要
※1:ANZなら日本での現地口座開設も可能です。
※2:銀行口座開設の詳細はコチラ |
|
|
お勧めの持ってき方 |
上記で色々とメリット・デメリットを記載しましたが、ワーキングホリデー(ワーホリ)の為のお勧めのお金の持ち込み方としては以下の方法です。
■
お勧めの持ち込み方 |
・CITIBANKなどに口座を開設
・TCも念のため、少しだけ持ってくる
・ネットバンクも作成しお金を入れておく
→その後、現地口座を開設しそちらに移行
|
CITIBANKならオーストラリアに支店が多数あり、また現地銀行のATMでも簡単に引き出せます。現地でについた後は、レートのいい時に移行してしまいましょう。なお、銀行のATMカードはコンビニ・スーパーなどでの買い物の際にそのまま利用できるので大変便利です。
|
日本で口座開設が可能な便利な銀行 |
管理人のお勧めは、CITIBANKのカードとイーバンクの組み合わせです。
シティカード1枚でクレジットカード機能+銀行口座+マイレージはお得ですまた、オーストラリアに着いた後には、必ず日本の物が必要になる事があるので、ネットバンクの口座はどちらかを必ず作っておきましょう。
■
海外で利用可能な銀行 |
・ シティカード
CITIBANKのクレジットカードですが、勿論、銀行口座も併せて開設可能です。「クレジットカードを準備する」でも記載していますが、オーストラリアではクレジットカードが必須なので、このカードを1枚作っておくだけで、クレジットカードと口座と両方利用する事ができます。なお、クレジットカード機能は要らない場合は、ワールドキャッシュカードを作る事ができますが、ワールドキャッシュには有効期間があります。
 |
<シドニーのシティにあるCITIBANK> |
・新生銀行
海外引き出し手数料が無料です。日本に帰国後もそのまま利用できるので便利です。
CITIBANK同様、ATMで「Plus」というロゴのあるATMなら引き出しする事ができます。
※「Plus」は大抵、どのATMでも記載されています。
・三井住友銀行
新生銀行と同様に、「Plus」のロゴがあるATMで引き出すすことができます。
ただし、引き出し手数料が200円、残高照会で100円取られるのであまりお勧めではありません。
|
■
ネットバンク |
・イーバンク銀行

最近では、ジャパンネット共に有名なイーバンクです。オーストラリアから日本の本を購入する場合などに利用すると便利です。口座開設は無料なので、そこに数万円いれておくだけでも非常に便利です。
・ジャパンネット銀行

ネットバンクの草分け的存在のジャパンネット銀行です。イーバンク同様、口座開設は無料なのでオーストラリアに来る前にはどちらかの口座を開設しておく事をお勧めします。
|
|
トラベラーズチェックの購入方法 |
トラベラーズチェックは外国為替を取り扱っている大手銀行やなどから購入できます。銀行で購入すると手数料が高いので、T/Cを買う場合はセシールやセゾンなどがお勧めです。なお、セゾンの場合は 《セゾン》フォービート
などのセゾンカードの会員になる事でインターネット経由で購入できます。
■
トラベラーズチェック |
・セシール
カタログ通販サイトですが、トラベラーズチェックも取り扱っています。オーストラリアドルの場合、通常1%の発行手数料が0.5%となっています。トラベラーズチェックの販売ページはコチラ。
・セゾン
上記で説明したセゾンのサイト。インターネット経由の場合は手数料が0.75%、電話経由の場合は1%の手数料が発生します。なお、クレジットカードは海外生活に必須なので、セゾンカードもまとめて作っておくのもいいかもしれません。セゾンカードなら 《セゾン》フォービートまたは 《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カード
などがあります。セゾンのトラベラーズチェックに関してのページはコチラ。
|
|
海外送金について |
ワーキングホリデー(ワーホリ)の費用を家族などに送金してもらう場合には海外送金を利用する事になります。
送金方法には円建て(円送金)とドル建ての二つの種類があります。「円建て(円送金)」とは日本円で現地の口座に送金し、現地口座で換金される方法で、「ドル建て」とは日本の銀行でオーストラリアドルに換金後送金する手法です。一般的に、日本の銀行で換金した場合は不利なレートを適用される事があるので、ワーキングホリデー(ワーホリ)の費用を送金してもらう場合は、「円建て(円送金)」を利用しましょう。
手数料は、日本側と、場合によっては現地の銀行側の合計2箇所で発生します。日本の銀行を利用した場合は5,000円~6,000円程の手数料が発生してしまう為、日本側の手数料を安く済ませたい場合は以下のサービスを利用してみるといいでしょう。海外送金手数料がぐんと安くなります。海外の銀行で発生する支払銀行手数料は大体$10~$20の様です。
■
海外送金 |
・JCB送金名人
1ヶ月の送金限度額が50万円までとなっていますが、送金手数料が525円とかなり安いです。海外口座開設前にも申し込みができるので、利用される際は送金主の方(家族など)に申し込んでもらう必要があるので事前に申し込んでおいてもらいましょう。
・ロイズTSB 海外送金金額が一律2,000円(円建て送金の場合は手数料0.1%が加算)です。オーストラリアへ送金する場合は、Westpac銀行で$8、その他の銀行で$10の手数料が別途発生します。ロイズTSBを利用した場合の送金額計算はコチラから。
・KVB
上記2つのサイトと同様に円送金が可能なKVBです。日本の銀行の三井住友、UFJなどを利用し海外送金した場合と比較できる海外送金一括シュミレーションもあります。
|
|